5月27日佐伯市で販売されたプレミアム付商品券について、上限を超える購入者がいたことが分かりました。その額は上限3万円を超える400万円以上にのぼります。
佐伯市のプレミアム付商品券は市内の企業を支援しようと始まった取り組みで、1万円支払うと、1万3000円分の商品券が購入できます。
しかし、この商品券について、4月30日に400万円分以上を1度に購入する人がいたことが判明しました。
いったいなぜ、上限を超えて購入することができたのでしょうか?
そもそも、この商品券の購入には事前のはがきでの応募が必要です。
はがきに、個人情報を記入することで購入者と購入数の管理をしています。
しかし、先月の販売開始から事前予約だけでは規定の販売数には到達せず再販売を行うことになります。
再販売は約2億4000万円分で、4月29日と30日に「さいき城山桜ホール」でおこなわれました。
関係者によると「1世帯3冊まで購入」の原則は再販売の際も変わっていなかったといいます。
番組が関係者から入手した販売会場の様子を写した写真を見てみると…
会場のホワイトボードには1世帯3冊の購入上限の文言ではなく、「さらにほしい方は再度お並びください」という上限がないともとられる文言まで。
関係者によりますと4月30日、1人で1度に400冊以上の購入を希望する旨があり販売会社がこれを承諾し販売したとのことです。
佐伯市は「400万円の購入者や購入方法、その返還に関する有無などについて一切のコメントを控える」としていて、
30日の佐伯市議会で販売方法などについて協議を行うとしています。