近年の日本代表では「大卒選手」の活躍が目立っている。
今回のアジア最終予選において攻撃のキープレイヤーとなった伊東純也、中盤でチームに安定をもたらした守田英正、“ジョーカー”としてチームを本大会出場に導いた三笘薫など。彼らの活躍なくして日本のカタールワールドカップ出場は語れない。
そんな大卒選手に、Qolyも注目!Jリーグで活躍し、これから日本代表にも絡んできそうな選手たちを特集する。
今回は、中央大学からツエーゲン金沢へ加入し、2021年からセレッソ大阪でプレー。週末の湘南ベルマーレ戦では決定的な2点目を決めた24歳のストライカー、加藤陸次樹にいろいろ聞いてみた。記事ではその一部を紹介。
(取材日:2022年4月27日)
――サンフレッチェ広島ユースではトップに二種登録されたものの昇格までには至りませんでした。その後、中央大学へ進学されましたがその理由は?
正直に言うとあまり行けるところがなかったんです。プロ志望だったので、ギリギリまで粘って粘ってという感じで、広島のトップチームに上がれないとなった瞬間にちょっと慌てて大学を探そうということになりました。
その時、ユースの監督が沢田健太郎さんだったんですけど、沢田さんの出身が中央大学でした。今の中央大学のGMをされている佐藤謙さんという方がいて、そこでうまく話をしてもらって、ギリギリ入れてもらったという感じです。
――加藤陸次樹選手が在籍していた当時の中央大学は、何人もプロ選手を輩出するメンバーでした。印象に残っているチームメイトは?
やっぱり、古橋亨梧選手です。学年的には1年と4年で被っていて、僕が入学した時に古橋選手は4年生でした。
先頭を切ってやっている選手だったので、衝撃を受けたというか。スピードもすごいですし、テクニックがあってシュートもうまく、すべてを兼ね備えている選手だなと思いました。
それまで大学サッカーというものをあまり知らなかったので、レベルが高いなというのを肌で感じさせられました。
動画では他にも、Jユースと大学サッカーの違いや、セレッソ大阪でのプレーと大きな刺激を受けた“あの選手”、さらには日本代表や古巣広島に対する思いなど、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!
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セレッソ大阪は今週、6月1日(水)に天皇杯2回戦で関西大学と対戦。4日(土)には、YBCルヴァンカップのプレーオフ第1戦で湘南ベルマーレをホームに迎える。