4回目接種への準備進む 一方廃棄も 大分

県内多くの市町村で4回目のワクチン接種券の発送が進められています。
その一方で、期限が過ぎたワクチンを廃棄する事態も発生しています。

 きょう大分市は、4回目のワクチン接種券2500人分を発送しました。
今回の対象は、3回目の接種から5カ月以上が経過した60歳以上の人と、18歳以上60歳未満で基礎疾患などがあり接種の申請をした人、合わせておよそ17万人です。接種の予約はコールセンターや市の予約サイトで受け付けています。

 一方で、大分市に配分されたモデルナ社製のワクチン645回分が28日で期限を迎え、廃棄されることが分かりました。市は、接種状況を見ながら対象者に行き渡る量のワクチンを国に要請しているが、特に若い世代の接種率が思っていたよりも伸びず、余ってしまったのが要因と見ています。

 県全体の3回目の接種率は、おととい時点で59・02%となっています。

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