「舞台で大輪の花を」8人が夢への第一歩 ハウステンボス歌劇学院入学式

入学式で歌劇学院のテーマソングを斉唱する新入生=佐世保市、ホテルヨーロッパ

 ハウステンボス歌劇学院(坂口克彦学院長)の第9期生入学式が5月31日、長崎県佐世保市のハウステンボス内ホテルヨーロッパであり、全国から集まった18~23歳の計8人が夢への第一歩を踏み出した。
 新入生は1年間、洋舞や日舞、専門知識の学習に励み、卒業後、研修生として舞台実習を積んでいく。坂口学院長は「コロナ禍の逆境が皆さんを強くする。支えていただいた人に感謝し恩返しするために頑張ってほしい」とあいさつした。
 チームフラワーのトップスター、紫城けいさんが「私たちは一人一人がオンリーワンの存在。歌劇を愛する仲間として歴史を作り上げていきましょう」と歓迎の言葉。新入生を代表して幸林寿音杏(こうばやしすねあ)さんが「素晴らしい舞台人は素晴らしい人間であれ、の理念の下、舞台で大輪の花を咲かせられるよう努力する」と宣誓した。
 式終了後、長崎市出身の中屋美南(みなみ)さんは「キラキラした世界に憧れて入学した。夢をたくさんの人に与える舞台人になりたい」と抱負を語った。


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