【ラグビー】リーグワン横浜、南アSHデクラーク加入 W杯Vメンバー「インパクト与えたい」

横浜入りが発表された南アフリカ代表のデクラーク=2019年10月、東京都調布市

 ラグビー・リーグワン1部の横浜は1日、2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で優勝した南アフリカ代表のSHファフ・デクラーク(30)の加入を発表した。

 代表36キャップを持つスター選手は「W杯以降、いつか日本でプレーしたいと思っていた。いち早くチームメートやコーチ陣の輪に加わり、インパクトを与えていきたい」とコメントした。

 デクラークは170センチ、88キロと小柄だが、高いランスキルを生かした積極的なプレーと正確なキックが特長。W杯では準々決勝の日本戦で1トライを挙げたほか、決勝のイングランド戦でも先発し攻守に活躍した。

 一方、横浜は新リーグ初年度の今季、プレーオフ進出を目指すも10勝6敗で6位。来季の優勝争いに向けて大きな戦力が加わり、沢木敬介監督は「プレーはもちろん、あらゆる面でトップクラスのロールモデルとなり、チームの基準を引き上げてくれると思う」と期待の談話を出した。

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