コンパクトラグジュアリーSUV『DS3クロスバック』にクリーンディーゼル仕様“BlueHDi”を追加設定

 DSオートモビルのコンパクトラグジュアリーSUVとして登場した『DS3 CROSSBACK(DS3クロスバック)』のラインアップに、クリーンディーゼルエンジンを搭載した『DS3クロスバック BlueHDi』が追加設定された。これで従来の1.2リッターガソリン(PureTech)、電気自動車(E-TENSE)に加えて、力強い加速性能と環境性能を両立するクリーンディーゼルと3種のパワートレインから選択可能となり、5月25日より発売開始となっている。

 DSオートモビルが掲げたアイデンティティ「フランスならではのデザインと建築、ファッションにおける様式を踏まえた意匠性と、常に革新しつづけるパリのものづくりの技と美学であるSAVOIR FAIRE(サヴォア・フェール)」を具現化し“新生DSオートモビル第2幕”の始まりと位置づけたのが同モデル。全長4120mm、全幅1790mm、全高1550mmのコンパクトなボディながらゆとりある内部空間を実現する。

 リヤシートは利便性を考慮した分割可倒式を採用し、すべて折りたためばラゲッジスペース容量は通常の350リッターから1050リッターにまで拡大するなど、挑戦的ながら実用的な要素がふんだんに盛り込まれている。

 そんな彫刻的なスタイリングとフランス的意匠を凝らした伝統工芸を思わせるインテリアを構成する車体には、Cセグメント用プラットフォーム『EMP2』の美点を受け継ぐ、新開発の『CMP』を採用。

 今回そのラインアップに新しく加わった1.5リッターのクリーンディーゼルは、最高出力130PS、最大トルク300Nmを発揮。組み合わされるギヤボックスは8速ATとなり、燃費は21.0km/リッター(WLTCモード)と、プレミアムB-SUVセグメントでトップレベルの性能を誇る。

 このBlueHDiには最上級仕様となるOPERAトリムのみが設定され、エクステリアにはクロームアクセント入りフロントグリル、インテリアでは上質なナッパレザーのシートやダッシュ&ドアトリムが標準装備に。

 その他はガソリン仕様車と同様に、前走車や対向車の動きを解析し自動調光をおこなうDSマトリクスLEDビジョンや、サイクリストの検知や片側の白線だけでも認識可能とし、任意のレーン位置をキープしアクティブクルーズと統合制御するレベル2相当のDSドライブアシストを備えるなど、ヘッドアップディスプレイ、アクティブセーフティブレーキを含め、さらに進化した先進運転支援システムを備える。

 ボディカラーにはノアールペルラネラのルーフを基本にグリ・アルタンスやルージュ・ルビなど全6色が設定され、価格は489万7000円(税込)となっている。

DS3クロスバック公式サイト:https://www.dsautomobiles.jp/ds-models/ds-3-crossback/presentation.html
DSコール TEL:0120-92-6813

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