エンゼルスは明日Wヘッダー 第1試合は大谷とコルテスの投げ合い

日本時間6月2日に行われる予定だったエンゼルス対ヤンキース(ヤンキー・スタジアム)の試合は悪天候により延期となり、明日ダブルヘッダーで開催されることが決まった。先発投手は2時5分開始予定の第1試合が大谷翔平とネストル・コルテス、8時5分開始予定の第2試合がリード・デトマーズとジェイムソン・タイオンと発表されている。リーグ2位の防御率1.70を記録しているコルテスと「投手・大谷」の投げ合い、そして「打者・大谷」との直接対決は大きな注目を集めそうだ。

大谷は当初、日本時間6月3日のヤンキース戦でタイオンと投げ合う予定だったが、ダブルヘッダーになったことにより大谷は第1試合のデーゲームに先発することに。延期となった今日の試合で先発する予定だったデトマーズが第2試合のナイトゲームに回る。一方のヤンキースは今日の試合で先発する予定だったコルテスをそのまま第1試合のデーゲームにスライドさせ、第2試合のナイトゲームには予定通りにタイオンが先発する。

コルテスは昨季「打者・大谷」と対戦した際に打者を幻惑する変則投法で話題となった投手だが、今季はここまで9試合に先発して53イニングを投げ、4勝1敗、防御率1.70、61奪三振の好成績をマーク。防御率はマーティン・ペレス(レンジャーズ)に次ぐリーグ2位、勝利数や奪三振数でもリーグ上位の成績を残しており、ヤンキースの課題だった「先発2番手不在」という課題を解決して余りあるほどの活躍を見せている。

大谷も8度の先発登板で44回1/3を投げ、3勝3敗、防御率3.45、63奪三振をマーク。奪三振数はコルテスを上回り、リーグ7位にランクインしている。また、打者としての本塁打数も11本に伸ばし、リーグ5位タイに浮上。リーグ屈指の好投手に成長したコルテスと、昨季に続いて二刀流の活躍を見せている大谷の直接対決は、エンゼルスやヤンキースのファンのみならず、多くのメジャーリーグファンから注目を集めることになりそうだ。

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