栃木県佐野市は、市のブランドキャラクター「さのまる」が熱中症予防を呼びかける看板を市役所1階入り口に設置し、2日、さのまるが訪れて、看板をPRした。
看板は市が2019年に作製。日本気象協会が毎朝発表するその日の予想最高気温と、熱中症の危険度を示す暑さ指数を表示しており、今年も1日に設置した。
市内では、先月29日に最高気温35.2度を観測し、群馬県高崎市とともに全国で初めての猛暑日となったほか、1日までに3人が熱中症で救急搬送されたという。
佐野市は、今後も厳しい暑さとなる日が多くなると予想し、より一層の対策を呼びかけている。
担当者は「市民の皆さんに看板を見てもらうことで、暑さの状況に気を配りながら、それぞれに対策を取っていただきたい」と話した。看板は9月末まで設置する予定。