【ボクシング】横浜高出身の平岡アンディ 2度目防衛に手応え 7日に日本スーパーライト級王座戦

2度目の防衛戦に向け意気込む平岡=大橋ジム

 世界ボクシング機構(WBO)アジア・パシフィック、日本スーパーライト級王者で横浜高出身の25歳、平岡アンディ(大橋)が6月7日、さいたまスーパーアリーナで2度目の日本王座防衛戦に臨む。所属の先輩、井上尚弥(29)のバンタム級世界3団体統一戦のセミファイナルマッチ。注目度の高い一戦を前に「チャンスを頂いて光栄だし、わくわくしている」と闘志を燃やした。

 19戦14KO無敗の大型サウスポーは順調な調整を続ける。今月1日から3日間、恒例の丹沢湖合宿を敢行。「山や坂を走り込み、いい練習ができた。メンタルもフィジカルも総合的に良くなっている」と手応え十分だ。

 対する赤岩俊(29)=マナベ=は日本ランク8位で11戦7勝(5KO)3敗1分けの右ボクサーファイター。実績面でも優位は揺るがないが、「もちろん油断はせず、次につながる試合がしたい」。試金石の闘いと位置付ける。

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