今年のサマソニのヘッドライナー、ポスト・マローンが新作を発売

Post Malone - Photo: Adam DeGross

ポスト・マローン(Post Malone)が、自身4枚目のフルアルバム、2022年最も期待されているアルバムの一つ『Twelve Carat Toothache』を2022年6月3日に発売した。

アルバムには、ロディ・リッチとの共作「Cooped Up」、ザ・ウィークエンドとの共作「One Right Now」をはじめ、ドージャ・キャット、フリート・フォクシーズ、ガンナ、キッド・ラロイといった豪華なゲストが参加し、それぞれのリリック・ビデオも公開されている。

また、サウンド面ではプロデューサー兼共同作曲家のLouis Bell、Billy Walsh、Andrew WattやOmer Fediなど、長年の仲間たちとコラボレーションしている。

先月、ポスト・マローンは「Cooped Up feat. Roddy Ricch」と「Love/Hate Letter To Alcohol feat. Fleet Foxes」を米人気番組『Saturday Night Live』披露。

また、5月16日にディズニープラスで独占配信された『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』のオリジナル・サウンドトラックに参加し、テーマ曲「Chip ‘N Dale: Rescue Rangers」を担当している。

新作『Twelve Carat Toothache』は、北米でトリプルプラチナム(300万枚)を達成した全米1位アルバム『Hollywood’s Bleeding』以来、3年ぶりのアルバムとなる。ポスト・マローンはこの新作アルバムに収録されている14曲について米ビルボードの取材でこう語っている。

「このアルバムでは僕が今感じていること、つまり心の浮き沈みや混乱、メインストリームでアーティストとして活動することの両極端な側面についてより掘り下げている。特に音楽的には、これまでたくさん妥協してきたけど、今はもう、そうしたいとは思わない。No.1は必要ない。ある時点では重要だったけど、今の僕にとってはもうどうでもいい」

また、ポスト・マローンは自身のインスタグラムで行ったライヴ配信で次のように語っていた。

「このアルバムを全編披露したいし、集まってくれたみんなにも挨拶したい。正直、ずっとがむしゃらに働き続けているから、時間があれば、あと2枚ほどアルバムを聴いてもらいたい。クールなものがたくさん詰まっているんだ」

Written By Tim Peacock

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