総社市中央の都市公園「まちかどの泉」で3日、街中に涼を呼ぶ噴水を稼働させる「夏開き式」が3年ぶりに行われた。新型コロナウイルス感染予防のため、2019年を最後に中止が続いていた。
式典には総社南幼稚園の園児約40人が招かれた。片岡聡一市長と園児が一緒に通水ボタンを押すと、大小20基の噴水が一斉に水を噴き上げ、辺りは涼しげな水音に包まれた。
園児たちは歌と踊りを披露した後、元気いっぱいに泉の中へ。勢いよく噴き出る水に触ったり、友達と水を掛け合ったりして歓声を上げた。園児(6)は「水遊びはとっても楽しい。また来たい」と喜んでいた。
噴水は9月30日まで毎日午前9時~午後6時に稼働し、自由に水遊びができる。