U-19日本代表が対戦!コモロ代表の「危険な選手」たち

現在U-19日本代表が参加しているトゥールノワ・モーリス・レベロ。かつてトゥーロン国際大会と呼ばれた招待制のコンペティションだ。

日本代表は3日の日本時間21時からU-20コモロ代表との対戦を控えており、CSのテレ朝チャンネルで放送される予定となっている。

今回はそのコモロ代表チームから主要な選手5名をピックアップした。

イブトワヒ・ハダリ

所属クラブ:マルセイユB

(写真左上)フランスで生まれた選手で、2020年にイストルの下部組織からマルセイユに移籍。現在はリザーブチームでプレーしている18歳のアタッカーで、すでにコモロのフル代表にも入っている若手だ。

まだトップでの経験はないものの、その圧倒的な身体能力には定評がある。強引に持ち込んでくるパワーとスピードには注意が必要だ。

エンジ・アリ・サイード

所属クラブ:ディジョンB

今年メスのリザーブチームからディジョンへと移籍したウインガー。とにかくスピードに優れている選手で、本職は右サイドであるがこのチームではトップでも起用される。

得点力はあまり期待できないと評価されるが、驚異的なスピードとトリッキーな技術で違いを作り出してくる選手だ。そのプレーに惑わされないようにしたいところ。

カリム・アトゥマニ

所属クラブ:ディジョンB

このコモロ代表チームのキャプテンを務めている21歳のセンターバック。モンペリエの下部組織で育ったフランス生まれの選手で、今季ディジョンに移ってリザーブの主力となっている。

身体能力は高いが雑な選手が多い中で、比較的危機管理ができるタイプ。最終ラインのコントロールを行う最後の砦だ。

ザイード・アミル

所属クラブ:ル・マン

このコモロ代表チームの中では数少ない「すでにフランスリーグのトップチームで出番を得ている選手」。本来はアタッカーであるが、コロンビアとの初戦では5バックの左サイドを担当した。

かなり軽量ではあるが、その軽やかなドリブルと高い機動力でチャンスを作れるウイング。ボールを持てば魅力あるプレーが可能だ。

ヤキン・サイード

所属クラブ:リールU-19

2003年生まれの18歳。フランス出身でリールのユースに所属しており、今シーズンは9ゴールを決める活躍を見せたというヤングスターだ。

【写真】「10年前に日本代表と対戦したブラジル代表イレブン」覚えてる?

大柄な体格を持っているがタイプとしてはドリブルでの仕掛けを得意とする選手で、ワンタッチで外してみたり、執拗に突破を仕掛けたりと怖さがある。

© 株式会社ファッションニュース通信社