栃木県内の女性1人が生涯に産む見込みの子どもの数を示す「合計特殊出生率」は、2021年は1.31(前年比0.01ポイント減)となり、2年連続で過去最低を更新したことが3日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。21年の出生数も1万1474人(前年比334人減)で過去最少を更新。出生数から死亡数を引いた自然増減数はマイナス1万1238人で、初めて1万人の大台を超えた。
21年の合計特殊出生率の全国平均は1.30で、前年から0.03ポイント低下。本県の全国順位は34位で前年から2ランク上がった。