ロバート・プラントとアリソン・クラウス、レッド・ツェッペリンの名曲を初披露

Robert Plant and Alison Krauss - Photo: Rick Diamond/Getty Images

ロバート・プラントとアリソン・クラウスは2022年6月1日、ニューヨーク州カナンデイグアのCMACにて米国ツアーを開始し、約7,000人の観客の前でロバート・プラント&アリソン・クラウス名義の2枚のアルバムから、そしてレッド・ツェッペリンの名曲「Rock and Roll」を初めて披露した。[(https://www.udiscovermusic.jp/stories/best-sidemen-in-rock)

このコンサートは、二人の初共演作で、グラミー賞を複数回受賞した2007年のアルバム『Raising Sand』のオープニング曲「Rich Woman」でショウは開始。このほかにも「Please Read The Letter」「Fortune Teller」「Let Your Loss Be Your Lesson」、エヴァリー・ブラザーズの「Gone Gone Gone (Done Moved On)」などの曲が演奏された。

他にも彼らの2枚目のアルバム『Raise The Roof』収録曲がセレクト。ヴァイオリンとシャッフルビートをフィーチャーした「Rock and Roll」の再解釈のあとは、そのツェッペリンの「The Battle of Evermore」と「When the Levee Breaks」も演奏された。

このツアーで二人を支えるバンドには、マルチインストゥルメンタリストのヴィクター・クラウスとスチュアート・ダンカン、ドラマーのジェイ・ベローズ、アップライトベースのデニス・クラウチ、そしてコンサートのオープニングも務めたJ・D・マクファーソンという豪華メンバーが参加。Newyorkupstate.comは、プラントとクラウスのコンサートについて次のように書いている。

「二人の間のケミストリーは明らかで、二人は数フィート離れて立っていたが、歌いながら常にお互いを見合っていた。そこには何かしらのエモーションが感じられた。そして彼らの作り出すハーモニーは最高だった」

ツアーは6月17日まで米国で公演、その後グラストンベリー・フェスティバルとハイドパークで行われるブリティッシュ・サマー・タイム・フェスティバルに参加し、6月末と7月にはヨーロッパ公演が行われる。そのあとはアメリカに戻り、8月15日から9月4日までツアーを行う。

Written By Paul Sexton

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