5日号砲、コロナ対策し3年ぶり実施 第23回高田城ロードレース大会

 第23回高田城ロードレース大会が5日、高田城址公園陸上競技場を発着とした各コースで行われる。コロナ感染拡大により昨年、一昨年は中止となっており、3年ぶりの実施。北海道から沖縄まで全国各地から1748人のランナーがエントリーしている。
 コロナ禍での実施とあり、ランナーには大会2週間前からの体調管理チェックと当日朝の抗原検査を義務付けている。体調が優れない場合やチェックシートに該当項目がある場合などは出場辞退を呼び掛け、無事の実施へ協力を求めている。
 密集にならないようハーフマラソン、10キロ、5キロ、3キロの順に、時間を早めて午前7時30分からウエーブ(時差)スタートする。沿道での応援は拍手で。コース付近の道路は混雑が予想されるため、主催者は理解と協力を求めている。
◇私設エイドで「羊羹」提供 大杉屋惣兵衛本店
 ランナーのエネルギー補給となるのが、各エイドでの飲料や食料。大杉屋惣兵衛本店(上越市本町5)は店前に私設エイドを開設し、「羊羹」を提供する。

私設エイドで提供する個包装の「羊羹」(大杉屋惣兵衛本店)

 提供は3回目。コロナ禍ということもあり感染症予防対策として、一つ一つをキキャンディーのように個包装する。謙信公羊羹「第一義」(黒糖)と雪室羊羹「珈琲」(コーヒー)の二つを用意。一口サイズで口に入れやすく配慮している。
 同店の宮越啓子さんは「頑張るランナーの皆さまにエールを送り、一口のエネルギー補給を提供できれば」と後押ししている。

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