困ったハトのふん害、ネットや忌避剤で防止 学校や高速料金所で活用

 【八重瀬】西日本高速道路総合サービス沖縄は、高速道路料金所ゲートのアーチ部分にハトが住み着き、ふん害に苦慮していた。いろいろ対策を検討した結果、ハトだけが嫌う忌避剤があることが分かり、試しに使ってみたら効果があった。その後ハトは寄りつかなくなった。

 八重瀬町内の小中学校ではコロナ感染予防対策で教室の窓を開けっぱなしにしている影響でハトが頻繁に出入りして困っていた。町教育委員会から相談を受け対応を協議した結果、町立小中学校6校にハトのふん予防対策でネットと忌避剤を施すことにした。

 町立東風平小の前田誠教頭は「前任者からハトのふん害で困っていたと聞いていたが、ネットと忌避剤両方の対策が効いてハトが来なくなった」と語った。

(喜屋武幸弘通信員)

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