水泳コーチ・綾瀬はるか 「つべこべ言わない!」と長谷川博己を一喝 「はい、泳げません」本編映像

6月10日より劇場公開される、長谷川博己と綾瀬はるかが映画初共演する「はい、泳げません」から、長谷川博己演じる泳げない哲学者・小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)が、初めてプールの中へ入る前にモジモジしていると、綾瀬はるか演じる水泳コーチの薄原静香から発破をかけられるシーンの、本編映像が公開された。

公開された本編映像は、水泳教室の見学だけに来たつもりだったが急遽体験することになった小鳥遊雄司が、あまりのプレッシャーからか腹痛におそわれ、トイレから戻ったシーンから始まる。顔面蒼白で「あの、すみません」と手を挙げ、そのまま家に帰ろうとする小鳥遊だが、静香コーチは、その言葉を遮るように「水の中に入りましょう」と、自らプールに入る。「あ…でも、準備運動が、ま、まだですし…」「あ、手を洗うのを忘れてた」などと、その場から立ち去るための言い訳を次々に並べる小鳥遊。そんな小鳥遊を、静香コーチは「つべこべ言わない!!!」と一喝する。

小鳥遊は、同じ水泳教室に通う主婦たちから、手を引かれてプールに入るよう促されるが、なかなか決心がつかない。まずはそっと足を水面に入れようとするが、「温泉じゃないんだから」と突っ込まれ、主婦たちのいら立ちはピークに達する。最後には「もう見てらんない!」と背中を押された小鳥遊はプールに落水。「危ないじゃないか~っっ!!」と激高する姿に、水恐怖症の深刻具合が表れている。

クランクイン前から水泳の練習をし、撮影中も出番が終わった後に練習を欠かさなかったという綾瀬。本映像ではそんな綾瀬が、指導者として自信に満ちた姿を見せている。

「はい、泳げません」は、ノンフィクション作家・髙橋秀実の同名エッセーを映画化した作品。泳げない男と泳ぐことしかできない女による、希望と再生の物語が描かれる。長谷川博己が、水に顔をつけられないほどのカナヅチなのに、頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな哲学者・小鳥遊雄司役で主演を務め、綾瀬はるかが主人公に水泳教室への入会を強引に勧めたコーチ・薄原静香を演じる。映画「舟を編む」で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が監督・脚本を務め、物語に大胆なアレンジを加えている。

【作品情報】
はい、泳げません
2022年6月10日TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー
配給:東京テアトル、リトルモア
©2022「はい、泳げません」製作委員会

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