ウェールズが64年ぶり2度目のW杯出場!決勝OG弾でウクライナに完封勝利

 FIFAワールドカップ欧州予選プレーオフ決勝が5日に行われ、ウェールズとウクライナが激突した。

ウクライナ、母国を勇気付ける3発勝利!ウェールズが待つPO決勝へ

 社会情勢の影響で約3ヶ月の延期の末に実現となったプレーオフ決勝。ホームのウェールズは、戦火に苦しむ国民を勇気付けようと奮起するウクライナに押し込まれ、開始3分で2選手がイエローカードを受ける事態となる。それでも34分にペナルティエリア手前の左からFKを獲得すると、ガレス・ベイルがシュートを放つ。これがアンドリー・ヤルモレンコのOGを誘発し、ウェールズが値千金の先制弾を奪取する。

 スコアが動いた後は、攻めるウクライナと守るウェールズの構図が顕著に現れる。強烈なシュートを何度も受けるウェールズだったものの、GKウェイン・ヘネシーがファイセーブを連発しチームを鼓舞。すると徐々にカウンターを仕掛けるが場面が増え、ウクライナに最後までゴールを与えずタイムアップ。1-0で勝利したウェールズが、64年ぶり2度目のW杯出場の切符を掴んだ。

ウクライナを下したウェールズが64年ぶりW杯出場権を獲得 Photo Shaun Botterill

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