ひなすくすくと 今市署にツバメの巣

親を待つツバメのひな

 日光市の今市署で、通用口付近の壁面に今年もツバメが巣を作った。6羽のひながすくすくと育っており、署員らは温かく見守っている。

 同署勤務が最も長い公仕山川和江(やまかわかずえ)さん(81)によると、山川さんが仕事を始めた2006年には既に飛来していた。

 「毎日のふんの掃除は大変だが、声をかけると返事をしてくれる」と山川さん。「最近、羽を動かし飛び立つ練習を始めた」と、この時季だけの風物詩に目を細めている。

餌をもらうツバメのひな
親を待つツバメのひな

© 株式会社下野新聞社