「車の走行中に落ちてきた」通報 アストラムラインの高架橋からコンクリート片が落下 打音検査へ

広島市によりますときのう(5日)午後4時ごろ、広島市安佐南区大塚西3丁目で、アストラムラインの高架橋からコンクリート片が落下しました。「車の走行中に落ちてきた」という通報が寄せられたということです。

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広島高速交通の職員が現地確認したころ、長さ約20センチ、幅約10センチ、厚み約1センチのコンクリート片が落下しているのを確認したということです。

この事案に絡み、けがをした人はいませんでした。

高架橋は1993年に建設され、長さは62メートル、幅は11・6メートルです。

広島市では、「目視で安全確認をしていて、追加の剥離のおそれは低いと考えていますが、念のため一部の交通規制をおこなっていて、きょう(6日)中に、打音検査などをする予定です」としています。

定期点検は、5年に一度で、前回は2018年度に実施し、異常はなかったということです。

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