ドアの裂け目から恐怖に震える表情見せる女性 「シャイニング」オマージュショット 「X エックス」

7月8日より劇場公開される、「へレディタリー/継承」「ミッドサマー」を手掛けた映画スタジオ「A24」による最新ホラー映画「X エックス」から、スタンリー・キューブリック監督「シャイニング」のワンシーンを思い起こさせる場面写真が公開された。

解禁された場面写真は、録音係として撮影に参加した学生のロレイン(ジェナ・オルテガ)が、ドアの裂け目から恐怖に震える表情を見せるカット。「シャイニング」で主演のジャック・ニコルソンがぶち破ったドアの隙間から狂気の顔を見せるカットへの、オマージュが見て取れる。

監督・脚本を務めるタイ・ウェストは、70年代、80年代のホラー映画の手法を巧みに取り入れた映画「The House of the Devil」(日本未公開)を生み出し、筋金入りのジャンル映画マニアとして知られる。本作の舞台が1970年代のアメリカ・テキサス州で、若い男女グループがワゴン車にのって田舎町の古い屋敷を訪れ、恐怖の一夜を過ごすことになるという大筋のストーリーは、ホラー映画の傑作と評されるトビー・フーパー監督「悪魔のいけにえ」と共通している。ほかにもさまざまなオマージュシーンがちりばめられているという。

「X エックス」は、1979年のテキサスを舞台に、映画の撮影をする3組のカップルが、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家を訪れてしまうホラー映画。主演を「サスペリア(2018)」のミア・ゴスが務め、「スクリーム」シリーズの最新作「SCREAM」で主演の一人を演じたジェナ・オルテガ、「ピッチ・パーフェクト」シリーズのブリタニー・スノウ、ミュージシャンとして人気を誇るスコット・メスカディ(キッド・カディ)、「ヴァージンリバー」シリーズのマーティン・ヘンダーソンが出演する。監督・脚本を務めるのは、「キャビン・フィーバー2」「サクラメント 死の楽園」のタイ・ウェスト。

【作品情報】
X エックス
2022年7月8日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.

© 合同会社シングルライン