6日早朝、上三川町、無職男性(64)方からドーベルマンの原種の大型犬「ロットワイラー」が逃げ出した。下野署やJRの職員ら約35人が捜索し、午前11時35分ごろ、近くのJR宇都宮線の線路内で発見、捕獲した。
同署によると、午前6時半ごろ、庭先の木造の犬小屋から犬がいなくなっていることに男性が気付き、警察に届け出た。犬は雄で、生後約1年6カ月、体長は約1.2メートルあった。同6時には、小屋の中にいるのを男性が確認していた。
男性は犬を知人から一時的に預かっていた。小屋は2.5メートル四方の広さで施錠をしていたが、高さ約1.5メートルの金網状の壁と屋根との間には最大約50センチの隙間があり、そこから逃げ出したとみられている。