<新型コロナ>埼玉で389人感染、146日ぶり500人下回る 会食感染疑い、クラスター続く 3人死亡

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは6日、新型コロナウイルスに感染していた3人の死亡と新たに389人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が316人、さいたま市12人、川口市32人、川越市12人、越谷市17人。感染者数が500人を下回ったのは1月11日以来146日ぶり。1週間平均は667.3人。

 これまでに確認された感染者は55万4446人(チャーター便帰国含む)、死者は1623人(6日午後7時現在)。

 5日夜時点の重症者は0人、感染者の入院は280人、ホテル療養233人、自宅療養4837人。退院・療養終了は54万6436人。

 県管轄で詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児~90代の男女354人。うち、みなし陽性は5人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた医療機関2施設と高齢者施設1施設の計3施設で新たに合計3人が感染した。 会食で感染が疑われるのは10~50代の男女5人。ワクチンを3回接種していた10~80代の男女86人、2回接種していた10代未満~60代の男女83人が感染した。

 県教育局によると、県立学校4校で学級閉鎖が5件あり、児童生徒10人が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女12人。10人台は1月5日以来、約5カ月ぶり。

 川口市によると、10歳未満~60代の男女32人が感染。学校での学級閉鎖は1小学校で1学級。また、3月6日、4月2日、同10日に、いずれも80代の男女3人が死亡したことが分かった。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~60代の男女12人の感染を確認した。

 越谷市によると、新たに感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~60代の男女17人。

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