低気圧や寒気の影響で、西日本の日本海側や北陸、東北は7日（火）午後も雨の降る所が多い見込み。午前中、日差しがあった関東も天気が変わりやすく、夜にかけて雨雲のかかる所がありそうだ。なお、東日本や東北南部は、あす8日（水）もすっきりしない天気が続く見通し。

東日本・東北に雨雲

　東北は太平洋側を中心に大雨となっている所があるが、7日（火）夕方にかけても土砂災害に警戒が必要で、河川の増水にも注意が必要となる。東北や北陸は風が冷たく午後も15℃に届かない所があり、盛岡は4月上旬並み、仙台は4月中旬並みの気温となる見通し。服装や体調管理に十分注意したい。なお、東北や東日本の沿岸は、強風や高波にも警戒・注意が必要だ。

　東日本や東北南部は、8日（水）も曇りや雨の地域が多くなりそうだ。東京都心は雨が止んだかと思えば、また傘が必要に思えるくらいの降り方となる見込み。気温の上がりにくい状態が続くが、湿気が多く建物内などは意外と蒸す場合もあるため、すぐに脱着できるような服が理想的といえる。

週後半　雲が多めか

　9日（木）日中は雨の地点が減り、西日本を中心に晴れる見込み。北陸や東北でも日が差す時間があるが、関東はぐずついた天気が続きそうだ。10日（金）はこれまでの予想より雲が多めで、午後は西～北日本の広範囲で天気が崩れる可能性がある。

　週末は基本的に雲が多いと捉えておいた方が良く、西・東日本は湿気の多さをより意識することになりそうだ。

（気象予報士・高橋和也）