広島県の新型コロナ対策 高齢者施設への医療支援を強化へ

広島県は、新型コロナウイルスの感染リスクが高い高齢者施設への医療支援体制を強化することにしました。

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広島県 湯崎英彦知事
「23日連続で前の週の曜日を下回っていて、減少傾向が続いている。大型連休以降、病床のひっ迫を避けることができている」

7日、湯崎知事は、広島県内の新規感染者数について、「若年層が依然として高いものの、全ての年代で減少している」と述べました。

県は、感染リスクが高い高齢者施設などへの取り組みを強化します。

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入所者の感染に備えて、施設と地域の医療機関が連携し、1人ひとりの治療や投薬するときの注意点をあらかじめ把握しておく体制を整えます。これまで医療機関との連携がなかった県内の高齢者施設では、県が募集した新たな医療機関がサポートします。

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これにより、施設に往診して治療を行う体制が県全域で構築できるということです。

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7日は、広島市で180人、呉市で41人など、県内で合わせて351人の感染確認と、患者1人の死亡が発表されました。(情報を更新しています)

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1日ごとの新規感染者の推移です。7日は、前の週の火曜日を104人下回っています。前の週の同じ曜日を下回るのは24日連続です。

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