「正しい未来を開けるのは自公連立政権の安定以外にない」。4月中旬、宇都宮市内。公明党県本部議長の輿水恵一(こしみずけいいち)衆院議員は自民党県連定期大会に駆け付け、声を張り上げた。
大会では参院選栃木選挙区で3選を目指す自民現職に輿水氏が推薦状を手渡す“儀式”が行われ、公明から比例代表で出馬予定の現職竹内真二(たけうちしんじ)氏(58)もあいさつに立った。
「自民の茂木(もてぎ)(敏充(としみつ))幹事長の地元で両党がうまくやっているというアピールができた」。公明関係者は満足げな表情を浮かべた。