元Jリーガーも!フランスリーグの「過小評価された最強ディフェンダー」5名

毎年のように素晴らしいタレントを輩出しているフランス・リーグアン。プレミアリーグやラ・リーガに多くの選手を送り込んできた。

今回は『Sportskeeda』から「フランス・リーグアンで最も過小評価されているディフェンダー5名」をご紹介する。

アンドレイ・ジロット

クラブ:ナント

かつて京都サンガFCでプレーしたことでも知られているブラジル人選手のアンドレイ。フランスリーグに移ってから長くボランチを務めてきたが、今季はセンターバックとして新たな地平を切り開いた。

降格候補とも予測されたナントは素晴らしいシーズンを過ごし、アンドレイはプレッシングシステムにアジャストしたストッパーとして大活躍。試合ごとに2.89回のタックルと2.23回のブロックを成功させている。シーズンを通して6ゴールも決め、リーグアンで「今季最も点を決めたディフェンダー」にもなった。

マロ・ギュスト

クラブ:リヨン

今シーズンのリヨンはかなり残念なシーズンを過ごすことになったが、あの黄金期からしばらく時が経過し、素晴らしいアカデミーという財産を手に入れている。カステッロ・リュケバとこのマロ・ギュストの出現はまさにそれを象徴するものだった。

まだ19歳のギュストであるが、積極的で、テクニカルで、速くてパワフルな右サイドバックだ。彼自身最初のシニアでのシーズンとあって不安定なところもあったが、そのこれからの道程には期待しかない。

アマリ・トラオレ

クラブ:レンヌ

レンヌでは得点力が高いテリエやラボルド、そして「キック職人」ブリジョーが話題になることが多いが、キャプテンを務めているマリ代表のアマリ・トラオレも見逃せない選手だ。

彼は右サイドバックながら13ゴールに関与。3ゴールを決め、10回のアシストを記録した。クリエイティブなプレーで前にボールを運べる選手で、プログレッシブパスは試合ごとに5.26回、持ち上がりは5.79回を成功させている。

ジャン=クレール・トディボ

クラブ:ニース

トゥールーズで17歳にして大ブレイクしたセンターバックであるが、若くしてバルセロナに引き抜かれたことは彼にとって不幸だった。苦しい時間を耐え、ついに今季22歳で復活の時を迎えた。

ニースに完全移籍した今季、彼はその豊かなスピードとフィジカルを生かして堅守に貢献し、試合ごとに2.22回のタックルと2.28回のインターセプトを成功させた。また90分あたり3.73回のプログレッシブパス、5.06回の持ち上がりを記録しており、攻撃面での貢献も素晴らしかった。

ジョナタン・クロス

クラブ:RCランス

彼の場合はもはや「過小評価された」とも言えないかもしれない。29歳にして初めてのフランス代表に選ばれた右ウイングバックは、強烈なオーバーラップと正確なクロスを持っている遅咲きの叩き上げだ。

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今季は5ゴール11アシストという記録を残しており、その攻撃力はまさに圧倒的。セットプレーのキッカーとしても正確なボールを供給できるほか、インターセプトも1試合ごとに3回成功させている。まさに現代的なプレッシングシステムにアジャストする選手である。

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