埼玉トヨペット47回目の「ふれあいグリーンキャンペーン」で県に福島産の苗木寄贈 累計1万7500本に

寄贈された苗木を植樹する大野知事(左から3人目)、平沼会長兼社長(同2人目)ら=7日午前、さいたま市浦和区の知事公館

 埼玉トヨペット(平沼一幸会長兼社長)は7日、社会貢献活動「ふれあいグリーンキャンペーン」として、福島県産ソメイヨシノ、マユミ、トキワマンサクの3品種の苗木計500本を県へ寄贈した。今回の寄贈で累計1万7500本となった。「彩の国みどりの基金」にも100万円を寄付し、大野元裕知事から感謝状が贈られた。

 緑豊かな街づくりを目指す同キャンペーンは1976年からトヨタ自動車とトヨペット店が共同で全国展開しており、今回で47回目。埼玉では、県と埼玉新聞社を通じて、500本の苗木を7月にかけて県内11市町村の公共施設などに植樹する予定。

 平沼会長兼社長は「47回目と聞くと長く頑張ってきたと感じる。ありがたくこれからも続けていきたい」と話した。大野知事は「47年前、小学校に植えられた桜の苗木は子どもたちの心の豊かさを育んだ。子どもの未来に向けアピールし続けたい」と感謝した。

 この日は、緑の大使で初代ミス・ジャパンアンバサダーの神野莉吏さんとトヨタプリティの宮下実優さんも参加し、記念植樹も行われた。

 新型コロナウイルスの影響で知事公館での贈呈式は3年ぶり。記念植樹も4年ぶりとなった。

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