勝山恐竜クロカンマラソン2022年6月12日号砲 福井県内外の1444人エントリー、ゲストランナーにオリンピアン君原健二さん

前回の勝山恐竜クロカンマラソンで2キロの部に挑む親子ランナー。今回は4年ぶりの開催となる=2018年5月20日、福井県勝山市の長尾山総合公園

 第18回勝山恐竜クロカンマラソン(福井県勝山市、勝山市教育委員会、実行委員会主催、福井新聞社共催)が6月12日、福井県勝山市の長尾山総合公園を中心に、2018年以来4年ぶりに開かれる。県内外から1444人がエントリーし、同公園一帯の起伏に富んだ新緑の林間コースを駆け抜ける。本番に向け、市の担当者らはコースの看板の設置作業などを進めている。

 19~21年の大会は、新型コロナウイルスの影響などで中止となっていた。大会は2キロ、3キロ、5キロ、10キロ、20キロのクロカンマラソン34部門、4.2195キロと13.5キロのウオーキング3部門の計37部門で行われる。ウオーキング部門は順位を競わず、中でもジオパークトレッキングの部は公園内の貴重な地形などについて「市ジオパークガイドの会」メンバーの解説を聞きながら歩く。

 いずれのコースもアップダウンが激しい設定。長い距離ほど高低差があり、10キロコースは74.8メートル、20キロコースでは222.2メートル。当日はウオーキングが午前8時からスタート。クロカンマラソンは同8時50分から順次出走する。

 ゲストランナーは1968年メキシコ五輪マラソン銀メダリストで「かつやまマラソン大使」の君原健二さん。2キロ小学生4~6年男女の参加者と一緒に走る予定で、2キロの小学生1、2年親子の部でスターターも務める。マラソンスタート前に、公園第2駐車場の本部脇でサイン会も行う。

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 参加賞として恐竜のイラスト入り記念タオル、親子の部の子ども用に恐竜のパズルが配られるほか、福井県立恐竜博物館や勝山温泉センター「水芭蕉」、勝山麺類組合加盟7店などで使えるサービス券がもらえる。

 会場に駐車場はなく臨時駐車場となる越前大仏、勝山市体育館ジオアリーナからシャトルバスが運行される。

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