横浜DeNAの今永昇太投手(28)が、日本ハム戦での無安打無得点試合達成から一夜明けた8日、札幌ドームで取材に応じ、「実感は今もないけれど光栄だし、達成した人の名前を見ると恐縮な気持ちもある」と素直な心境を明かした。
今永は快挙を遂げて宿舎に戻ると、登板前日に避けた刺し身を存分に堪能したという。祝福の連絡を150件ほど受け、「友達が少ない方だと思っていたけれど、意外といました」と笑った。
三浦監督は「大胆に攻めるところは大胆に、慎重にいくところは慎重に。本当にいろんなものが詰まった素晴らしい投球だった」と改めてたたえた。今永は「恥じないようにまた一からつくり上げたい」と、早くも視線は次戦へと向いていた。