大麻栽培容疑で米軍属の夫婦を再逮捕 自宅から乾燥大麻と大麻草の株見つかる 沖縄署

 沖縄署は8日、北谷町宮城の自宅で大麻草32本を栽培したとして、大麻取締法違反(栽培)の容疑で、いずれも在沖米空軍軍属の男(59)と妻(57)の両容疑者を再逮捕した。2人は「何も話したくない」と供述しているという。2人は自宅で乾燥大麻55グラム(33万円相当)を所持したとして5月に同法違反(所持)の容疑で逮捕されていた。

 逮捕容疑は5月17日、自宅で大麻草32本を栽培した疑い。署によると、米海軍犯罪捜査局(NCIS)から「大麻を所持している可能性がある」と情報提供があった。県警の家宅捜索で乾燥大麻と大麻草の株が見つかった。

 那覇地検は6月7日、大麻取締法違反(所持)の罪で2人を起訴した。

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