【日本保険薬局協会】骨太方針、「生産性向上のためのタスクシェアに注目」/首藤会長

【2022.06.09配信】日本保険薬局協会は6月9日に定例会見を開き、この中で首藤正一会長は政府が公表した「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太方針)への見解を示した。「生産性向上のためのタスクシェア」などの文言に注目していると話した。

首藤会長は、骨太方針の中で「医療・介護サービスの生産性向上を図るため、タスク・シフティングや経営の大規模化・協働化を推進する。 加えて、 医療DXの推進を図るため、オンライン診療の活用を促進するとともに、 AI ホスピタルの推進及び実装に向け取り組む」といった、文言に注目したと話した。

加えて、「オンライン資格確認の導入状況等を踏まえ、 保険証の原則廃止を目指す」、「全国医療情報プラットフォームの創設」などの文言についても、「協会としても受け身ではなく検討段階で積極的に関わりたい」と話し、DX推進などにも意欲を示した。

「経営の大規模化」についても「薬局を指しているわけではないと思う」としながらも、「注目している」と話した。

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