砂畑まみ恵氏が参院選福井選挙区に出馬表明 参政党公認、安全な食や子育て環境訴え

砂畑まみ恵氏

 福井県鯖江市の主婦、砂畑まみ恵氏(40)=鯖江市上河端町=が6月9日、夏の参院選福井選挙区(改選数1)に政治団体「参政党」公認候補として出馬すると表明した。安全な食や子育てしやすい環境などを訴えるとし「主婦や母親という立場で政治に立ち向かいたい」と述べた。同選挙区での出馬表明は5人目。

 参政党の神谷宗幣事務局長(44)=福井県高浜町出身=と福井県庁で記者会見した砂畑氏は、参政党の三つの重点政策「子供の教育」「食と健康、環境保全」「国のまもり」に共感したと説明。食品添加物の使用を減らすことや、食料自給率の向上などに取り組みたいとした。新型コロナが落ち着いてきた現状で、マスク着用に疑問を感じているとし「子どものマスク着用をやめさせることが大事」と話した。

 砂畑氏は岐阜県立斐太高校(通信制)卒。流通大手企業を経て、現在は発酵食品に関する講師も務める。

 参院選福井選挙区ではこれまでに、自民党現職の山崎正昭氏(80)、前福井県議で無所属の笹岡一彦氏(66)、前衆院議員で無所属の斉木武志氏(48)、共産党福井県常任委員の山田和雄氏(54)の4人が出馬表明している。

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