長崎県高校総合体育大会第6日は9日、長崎市営ラグビー・サッカー場でサッカー男子の準決勝が行われ、12年ぶりの優勝を目指す国見が長崎日大を2-1で振り切って決勝に進んだ。昨年覇者の長崎総合科学大付は創成館に1-0で競り勝った。
国見－長崎日大は前半27分に国見が先制。MF北村のスルーパスに抜け出したMF川添が左足で流し込んだ。長崎日大はハーフタイムにFW梅野とMF大町を投入して反撃開始。後半12分にCKのこぼれ球をDF吉野が頭で押し込んで同点とし、18分にはペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得した。しかし、国見はPKをセーブ。ロスタイム突入間際の33分、CKのこぼれ球を途中出場のMF幸が右足で豪快に蹴り込んだ。
創成館－長総大付は互いに決定機を得られずに後半へ。その後も両チーム1点が遠いまま終盤に差しかかったが、後半27分に先制ゴールが生まれた。長総大付は敵陣でボールを奪うと、連動したパス回しで右サイドを崩してクロスを供給。ファーサイドで待っていたFW福島が頭でたたきつけ、ゴール右隅へ決めた。
最終日は10日、2競技を実施。午前11時から長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場でラグビー決勝の長崎北陽台－長崎北、午後1時から諫早市のトランスコスモススタジアム長崎でサッカー男子決勝の国見－長総大付が行われる。
