アスレチックス10連敗で借金20 ガーディアンズ9回裏逆転サヨナラ

【アスレチックス2-3xガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド

ガーディアンズは2点ビハインドの9回裏に反撃を開始。先頭のホセ・ラミレスの16号ソロで1点差に迫ると、無死満塁からオーウェン・ミラーの犠飛で同点とし、再び満塁としてルーク・メイリーの犠飛でサヨナラ勝ちを収めた。ガーディアンズは3連勝で今季最多タイの貯金2となり、4番手のアンソニー・ゴースが2勝目(0敗)をマーク。アスレチックスは泥沼の10連敗で借金が20の大台に達し、2番手のダニー・ヒメネスが4敗目(2勝)を喫した。

試合は連敗脱出を目指すアスレチックスが主導権を握った。1回表にセス・ブラウンの6号ソロで先制すると、2回表にはショーン・マーフィーにも6号ソロが飛び出し、2点をリード。その後、追加点を奪うことはできなかったものの、先発のポール・ブラックバーンが8回101球を投げて被安打4、奪三振3、与四球1、無失点という快投を見せ、9回のマウンドをブルペンに託した。ところが、2番手のヒメネスが大誤算。急遽登板した3番手のサム・モールも踏ん張れず、逆転サヨナラ負けとなった。

ガーディアンズは先発のトリストン・マッケンジーが2本塁打を浴びながらも6回5安打2失点と試合を作り、3人のリリーフ投手は無失点リレーを展開。打線はブラックバーンを打ちあぐねていたが、9回裏先頭のラミレスが16号ソロで反撃の狼煙をあげ、その後は打線がつながって2本の犠飛で逆転サヨナラ勝ちを収めた。直近10試合で8勝2敗と勢いに乗っており、この試合が終了した時点でレッドソックスを勝率の差で上回り、ワイルドカード圏内に浮上している。

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