【今買うべき新作お土産】京都・西陣発!和菓子処が手掛ける「バターギルド」

旅やお出かけに必須の「お土産」。全国各地には人気のお土産がたくさんありますが、「ちょっとマンネリかも」と感じている人も多いかもしれません。そこでこの連載では、2022年に登場した「新作のお土産」に注目してその味をお届けします。第15回は、京西陣菓匠 宗禅の「バターギルド」を紹介します。

京都の和菓子処・京西陣菓匠 宗禅が手がける「バターギルド」

「バターギルド」は、京都西陣の和菓子処「京西陣菓匠 宗禅」が、「コミュニティ」そして「伝統と革新」というコンセプトで、2022年4月11日から販売している濃厚なバタークッキー。バターをこよなく愛する人のためのコミュニティとして生まれたのが、バターギルドという新ブランドです。

今回紹介するのは、バターギルド5枚入り。幅27cm、奥行き11cm、高さ6.5cmの横長の箱に入っています。今回はオンラインで取り寄せましたが、繊細なお菓子なので、梱包材にしっかり包まれ、60サイズの段ボールに入って通常の宅配便で届きました。

「ギルド」は英語で「同業組合」。つまりバターギルドは、「バターをこよなく愛する人たちの組合」という意味なのです。パッケージには、そんなバターギルドのキャラクターたちが描かれています。

このキャラクターを生み出したのが、雑誌の表紙デザインも手がける新進気鋭のアーティストBull氏。おしゃれなイラストが「このお土産を買うべし!」な雰囲気を醸し出していますよね。

ちなみに、世界最大級のNFTマーケットOpenSeaにて、このキャラクターをNFTアートとして出品したのだとか。これも菓子業界として異例のこと。バターギルドはお菓子という枠組みを超えているのですね。

箱の中には、バターギルドのメンバーが描かれた個別パッケージに入ったクッキーが5枚入っています。

箱に入った名刺サイズのカードには、ギルドメンバーの募集が。インスタグラムのアカウントをフォローしてメッセージを送ると、毎月厳選された3人がメンバーになれるのだとか。

クッキーのパッケージには、1枚1枚にギルドメンバーたちがプリントされていました。裏面には表とは違うギルドメンバーが登場しますよ。

独自の包餡圧縮製法で仕上げられた繊細なお菓子

袋から取り出すと、直径約7cmの六角形のクッキーが登場。クッキーにはバターギルドを表す「BG」の紋章が刻まれています。

持ち上げようとすると、ほろっとクッキーが崩れました。バターギルドは、独自の包餡圧縮製法による発酵バタークッキーと発酵バタークリームのデュアル構造で仕上げられた、ほろほろとやわらかい繊細なお菓子なのです。

芳醇なバターの風味が口の中でとろける贅沢なクッキー

一口かじると、さくほろっと口の中でクッキーがほどけていき、発酵バターの芳醇で濃厚な風味が口の中に広がっていきます。クッキーには塩気もあるので、甘塩っぱくて食べ出したら止まらなくなりそうな背徳の味。

食べるたびに、バターの味が重なり合っていきます。これはバター好きにはたまらないクッキーですね!

バターギルドにはプレーンのほかにレーズンバター味もあります。こちらはクッキーの間にレーズンバターがサンドされていて、プレーンよりもしっとりしたクッキーに仕上がっています。レーズンバターが効いた大人っぽい甘さが特徴です。

京都と大阪、オンラインショップで購入可能

バターギルドは2022年6月現在、京都市の嵐山AKOGAREYA(プレーンのみ)や新大阪駅新幹線改札内のギフトキヨスク新大阪店、京西陣菓匠 宗禅のオンラインショップで販売中です。

バター好きなら、濃厚なバタークッキーにハマるはず。ハマったらバターギルドの仲間になっちゃいましょう!

バターギルド

価格:1枚 216円(税込)

5枚入り(プレーン3枚・レーズンバター2枚) 1,080円(税込)

10枚入り(プレーン5枚・レーズンバター5枚) 2,160円(税込)

販売店:嵐山AKOGAREYAギフトキヨスク新大阪店

菓匠宗禅オンラインショップ:https://souzen.co.jp/c/butterguild/go_btg_2110

バターギルド公式サイト:https://butterguild.com/

[All Photos By Kaori Simon]

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