大輪の花火がハマの夜空を彩る「横浜スパークリングナイト」が11日夜、横浜港で開かれた。事前告知のない“シークレット花火”として150発が打ち上げられると、行き交う観光客らから歓声が上がった。
横浜市などでつくる横浜スパークリングトワイライト実行委員会(小此木歌藏実行委員長)が企画。7月の恒例イベントは新型コロナウイルスの影響で3年連続中止となったが、地域経済回復への願いと医療従事者への感謝を花火に込めた。
この日は午後8時から新港ふ頭で打ち上げられ、近くで見上げていた女性(23)=東京都=は「夏の訪れを感じて幸せな気分になれた」と笑顔で話した。
同実行委は今後も「サプライズ花火」を開催するとしている。