警察把握は“氷山の一角” ちかん被害を防げ 「ちかんです 助けてください」通報アプリも

夏場に増加する「ちかん」被害の撲滅を呼びかけるキャンペーンが、広島県内のJRの駅などではじまりました。

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JR広島駅では、警察官やJR西日本の職員などが、通勤・通学で列車を利用する女性を中心に、「ちかんを許さない」と書かれたティッシュやチラシを配りました。

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また、被害にあったときの相談先や、通報機能がついたアプリ「オトモポリス」の周知も図りました。

広島県警によりますと、去年1年間、県内のちかん認知件数はおよそ200件で、このうち37件が列車内で発生したものだということです。

広島県警 鉄道警察隊 藤谷龍也副隊長
「県警で把握しているちかんの認知件数は氷山の一角だと思う。なにかあればぜひ鉄道警察隊に相談に来てください」」

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広島県警は、県内24の交番に女性警察官を配置した「女性安全ステーション」を設けるなどして、ちかん被害の相談に対応しています。

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