レディー・ガガ「Poker Face」のYouTube再生数が10億回を突破

Lady Gaga 'Poker Face' - Photo: Courtesy of Interscope Records/YouTube

レディー・ガガ(Lady Gaga)のアイコニックなヒット曲「Poker Face」のミュージック・ビデオがYouTubeで10億回再生を突破した。

2008年、レディー・ガガのデビュー・アルバム『The Fame』から、彼女を一躍スターダムに押し上げたファースト・シングル「Just Dance」に続くセカンド・シングルとしてリリースされた同曲は、今やレディー・ガガの代表的なヒット曲のひとつとして知られている。

当時、この「Poker Face」のヒットにより、レディー・ガガは、過去20年間の全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)史上、デビュー・シングルが2曲連続1位に輝いた4人目の女性アーティストとなった他、また、2作のシングルのダウンロード総売上が700万ドルを超えた史上初のアーティストとなった。

<YouTube: Lady Gaga - Poker Face>

2009年に開催されたジェフリー・サンカーによる米最大のLGBTイベント“第20回ホワイト・パーティー”でのパフォーマンス中、レディー・ガガはこの曲について、女性と一緒にいるのを妄想しながら男性パートナーと一緒にいることについて歌っていると語っていた。また、曲中の歌詞「bluffin’ with my muffin(私のマフィンで誘惑する)」は、「Blueberry Kisses」と名付けられた未発表曲から取ったものだとローリング・ストーン誌に語っている。

未来的な印象を与えるエレクトリックブルーのラテックス製キャットスーツや、『The Fame』のアルバム・アートワークにも登場するクリスタルのメガネなど、レディー・ガガの最も象徴的なビジュアルをフィーチャーした同ミュージック・ビデオの大半のシーンは彼女のマリブの自宅のプールサイドで撮影されており、この豪邸は、『ヴェロニカ・マーズ』『センス8』『ターミネーター2』『CSI:マイアミ』など、過去数十年にわたって様々なテレビ・ドラマや映画の撮影で使われていたことでも知られている。

「Poker Face」のリリース以降も、レディー・ガガは常に最前線で活躍を続けている。ミュージシャンとして、2020年の最新作『Chromatica』をはじめ、5作のスタジオ・アルバムをリリースしている他、2019年には、自身が主演を務める映画『アリー/ スター誕生』の主題歌「Shallow」でアカデミー賞の“歌曲賞”を受賞し、“主演女優賞”にノミネートを果たした。

Written By Tatiana Tenreyro

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