石膏ボード踏み抜き転落か 天井で作業の男性(34)死亡 平和公園・広島国際会議場

13日夕方、広島市の平和公園にある広島国際会議場で、ホールの天井裏で点検作業をしていた男性が転落し死亡した事故で、警察が実況見分をして事故の状況を調べています。

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(山崎有貴記者)
「午前9時です。県警の捜査車両が国際会議場のある平和公園に到着しました」

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事故があったのは、広島市の平和公園内にある国際会議場です。消防によりますと、13日午後4時すぎ、職員から「ホールの天井で作業していた男性が床に転落した」と通報がありました。

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警察によりますと、この事故で呉市宮原の作業員、日高晃寛さんが意識不明の重体で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

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事故当時、ホールでは作業員5人が舞台照明の点検作業にあたっていて、日高さんは天井裏からおよそ17メートル下の客席に転落したということです。

広島市などによりますと、日高さんは、作業を終えて出口に向かう際に、天井にある石膏ボードを踏み抜いて転落したということです。

警察は今後、日高さんが転落防止のベルトをする必要があったのかなど、作業の安全対策などについて詳しく調べることにしています

国際会議場は、国際交流の推進と市民文化の向上を図ることを目的に、平和公園内に設置されている施設で、国際会議やイベントのほか、修学旅行生の平和学習の場などで利用されています。

※情報を更新しています。

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