寝る前はスマホNG 矢板中央高サッカー部員が「睡眠」学ぶ

睡眠について講義する高島さん(左奥)

 たかしま耳鼻咽喉科(宇都宮市)の医師高島雅之(たかしままさゆき)さん(52)が11日、矢板中央高で同校サッカー部の1年生約80人を対象に「睡眠」をテーマにした講義を行った。

 生徒たちに質の高い睡眠を取ってもらい、競技力向上などにつなげるのが狙い。高島さんは、睡眠が体の成長や、効率的な技術の習得に重要であることを強調し、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を紹介。寝る前にスマートフォンを使うと脳が活性化し、「睡眠の質が低下する」と注意を促した。

 普通科1年工藤舜大(くどうしゅんた)さん(16)は「今まで知らなかったことを学べた。寝る前にスマホを見る時間を減らし、なるべく深い眠りができるようにしたい」と話した。

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