中国・近畿・東海・北陸が梅雨入り 中国地方は昨年より1か月以上遅く

14日(火)午前10時ごろの広島市中区の様子 提供=ウェザーマップ

 きょう14日(火)午前、気象庁は中国、近畿、東海、北陸が梅雨入りしたとみられると発表した。中国、近畿、東海は平年と比べて8日、北陸は3日遅かった。なお、中国地方は記録的に梅雨入りが早かった昨年に比べると、33日も遅い発表となった。

 中国地方はあす15日(水)朝にかけて、近畿や東海、北陸は15日(水)昼過ぎにかけて雨の降る所が多い見通し。その後は晴れ間の出る日もあるが、来週にかけて曇りや雨の日が多くなりそうだ。

14日(火)午前10時ごろの名古屋市中区の様子 提供=ウェザーマップ

■平年差、前年差は以下の通り
中国 平年より8日遅い 昨年より33日遅い
近畿 平年より8日遅い 昨年より2日遅い
東海 平年より8日遅い 昨年より1日遅い
北陸 平年より3日遅い 昨年より1日遅い

14日(火)午前11時ごろの新潟市中央区の様子 提供=ウェザーマップ

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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