サミュエル・L・ジャクソン 善と悪について説教 銃を片手に得意の長セリフ 「マーベラス」本編映像

7月1日より劇場公開される、マギー・Q、マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソンが共演する映画「マーベラス」から、サミュエル・L・ジャクソン演じる老獪(ろうかい)な工作員ムーディが、ターゲットの男を追い詰めて説教をするシーンの、本編映像が公開された。

映像でムーディは、自身を悪人と認めながら贖罪(しょくざい)に生きる自分と、相手の悪についての本質的な違いを、時に銃口を相手に向けながら長ゼリフで力説する。1分以上にわたる説教に、相手は「なるほど」と一言を答えるのが精いっぱいの姿を見せる。「パルプ・フィクション」で、旧約聖書の一節を殺人の前に朗読する殺し屋ジュールズを演じたサミュエルが、お得意の長セリフを披露する。

そんなムーディを演じるにあたってサミュエルは、「ずっとこの手の映画を見てきているんだ。だから、役のために、必ずしもスパイや暗殺の養成所に行く必要はないし、これまで見た様々な人物を断片的に組み合わせるだけなんだ」と語っている。

「マーベラス」は、復讐の暗殺者、完璧なる護衛者、贖罪を求める工作員の、裏社会で己の美学に従って生きる一筋縄ではいかない超一流たちが、知力、魅力、殺しのスキルを駆使して、プライドをかけた戦いを繰り広げるアクション映画。高い身体能力と美貌を持つ復讐の暗殺者アンナをマギー・Q、アンナの前に立ちはだかる完璧なセキュリティ(護衛者)のレンブラントをマイケル・キートン、アンナを一流の暗殺者に育て上げる工作員ムーディをサミュエル・L・ジャクソンが演じる。監督は、「007/カジノ・ロワイヤル」「007/ゴールデンアイ」などのマーティン・キャンベル。

【作品情報】
マーベラス
2022年7月1日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:REGENTS
© 2021 by Makac Productions, Inc.

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