「競馬などのギャンブルに使った」 顧客の金を着服疑い 元JA職員逮捕

顧客から預かった保険料およそ1100万円を着服したとして、JA呉の元職員が逮捕されました。

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業務上横領の疑いで逮捕されたのは、JA呉の元職員室拓郎容疑者です。

警察によりますと室容疑者は、広西支店の渉外担当だったことし3月、顧客から預かっていた「一時払い終身共済」の掛け金およそ1100万を着服した疑いがもたれています。

室容疑者は「使い込んだことは間違いない」と容疑を認めたうえで、「個人的な借金返済などの資金に充てるために競馬などのギャンブルをする費用として使った」と供述しているということです。

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警察は、室容疑者が預り金の着服やだまし取るなどした金額が、顧客21人分=およそ7500万円に上るとみて調べています。

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JA呉は4月、室容疑者が組合員らの貯金などおよそ6500万円を着服していたと発表し、懲戒解雇していました。

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