井ノ原快彦主演「特捜9 season5」がクランクアップ。「ファンを楽しませるには、このメンバーでないと成り立たない!」

テレビ朝日系で放送中の連続ドラマ「特捜9 season5」(水曜午後9:00)がクランクアップを迎え、主演の井ノ原快彦ほか、出演キャストが作品への思いなどを語った。

本シリーズは2018年4月にスタート。難事件に挑む刑事たちの活躍のほか、その背景にあるそれぞれの人生模様を縦軸とした骨太なドラマとして、多くの支持を集めてきた。新シーズンでも、リーダーの浅輪直樹(井ノ原)を中心とした個性が強いおなじみの警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)のメンバーが、時には衝突しながらも難事件に対して全力で捜査に当たっている。

まず、クランクアップを迎え花束を受け取った井ノ原は「まずスタッフの皆さん、本当にすごいと思った!」と支えてくれているスタッフに感謝。続けて「いろんなことに対応してくれて、きっと、ずっと“スーパースタッフ”でいてくれるんだろうなと思ったら、誇らしい気持ちになります。スタッフも演者もみんな、この『特捜9』の現場で養分を吸収して、ほかの場所で花を咲かせて、それぞれが大きくなって、また戻ってこれたら幸せです」と思いを伝えた。

小宮山志保役・羽田美智子も「キャストもそうですが、スタッフの方たちも若い人が増えました。われわれもスタッフも進化、成長できる現場だと思っていますし、いつでも、誰でも戻ってこられる実家のような現場だとも思っています。そして、今回もそうでしたが、イノッチ(井ノ原)が温かい雰囲気を作ってくださって…こんな最高のメンバーはどこを探してもいないと思います! これからも一人一人がより進化して、また笑顔で会えればいいですね!」と撮影現場のホーム感に言及。

青柳靖役・吹越満は「考えてみると『特捜9』が始まって5年目ですか…。井ノ原くんのドラマや役柄に対する愛情の深さをより感じることができました。毎回思っていますが、とても優秀なスタッフたちにも囲まれて…僕にいてほしくないと思っている人がいても、僕はこれからもいます(笑)。引き続くよろしくお願いします!」と今後への意気込みをのぞかせ、バディである矢沢英明役・田口浩正も「(『警視庁捜査一課9係』から数えて)17年目ですが、このドラマの可能性はまだまだあると思っています! もっとこれから面白くなっていって、どんどんいい作品になっていければと思っております」と期待を寄せた。

新藤亮役・山田裕貴は「『特捜9』の現場は、僕の中で、シンプルに『ここにいたい』という気持ちが常にあるんです。皆さんの声を聞いて、顔を見るだけで、自然に笑顔になれる…そんな現場です。今日もそうですが、スタッフさんがみんな、井ノ原さんがプレゼントしてくださったTシャツを着ていて…こんなにも愛があふれている現場は、ほかにないなって思っています。演者、スタッフさんがみんな同じ気持ちで現場にいる…僕はそういう場所でこれからも闘っていきたいです!」と作品への深い愛着を口にした。

また、国木田誠二役・中村梅雀は「『特捜9』に参加して3年目ですが、すでに17年間も一緒にやっているメンバーたちの結束、家族ぐるみのようなスタッフたちとのつながり…こんなにも全員が同じ方向に向こうと努力して、しかも、それを楽しんでやろうとしている現場って本当に希有だと思いますし、素晴らしいと思います。僕も“家族ぐるみ”に参加したいので(笑)、これからも末永くお付き合いさせてください」とコメント。

さらに、今シーズンから参加した三ツ矢翔平役のSnow Man・向井康二は、「今期からの参加で、演技も不束者の僕ですので、ご迷惑もおかけしたと思います。しかし、皆さんの素晴らしい演技も吸収することができたと感じていますので、ほかの現場でも役立てられるよう頑張ります! 井ノ原さんとの共演もうれしかったですし、次に出させていただける際には、吹越さんのアドリブにも対応できるように精進していきます! ありがとうございました!」と成長を誓った。

同じく初参加の深川麻衣も「今シーズンから参加させていただきましたが、最初は緊張しすぎておなかが痛かったこともありましたが、本当に皆さん優しくて…いつしか撮影に来ることが楽しみになっていました。こんなにも温かい現場と作品に出合えて、うれしさをかみ締めた数カ月でした。ありがとうございました!」と率直な心境を語った。

そして、井ノ原はあらためて「今回はマイマイ(深川麻衣)が兄妹みたいな感じで接してくれたことに助けられた部分もありましたし、もちろん、山ちゃん(山田裕貴)にも、(中村)梅雀さんにも、引っ張ってもらいました。スタッフ、キャストが一丸となって、カメラの向こうのファンを楽しませるには、このメンバーでないと成り立たない! とにかく、またお会いしましょう!」と力強い宣言で締めくくった。

そのほか、浅輪倫子役・中越典子は「本当にお疲れさまでした! 今年もお会いできてよかったです。また、皆さんとお会いできることを楽しみにしています!!」、早瀬川真澄役・原沙知絵は「私が一番年下だと思っていましたが(笑)、今回は20代の若い女性のスタッフや出演者も増えて、とてもうれしく思います! またお会いしましょう、ありがとうございました!」と話し、村瀬健吾役・津田寛治も「今シーズンはレギュラーを離れてゲストとして出演させていただきましたが、もちろん、また村瀬として帰ってこれたらうれしいと思っています! 本当にありがとうございました!」と笑顔を見せた。

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