欧州のシーズンも終わり、多くの選手が今月30日をもってフリーエージェントになる予定だ。
今回は昨日の記事に続き、『Transfermarkt』のデータから、今夏無所属になる予定の選手の中から有力な選手11名をピックアップした。
コランタン・トリッソ
退団したクラブ:バイエルン
市場価値:1350万ポンド(およそ21.95億円)
推定年俸:600万ポンド(およそ9.76億円)
バイエルンとの契約が満了を迎えるフランスの万能MFトリッソ。かつて所属していたリヨンが呼び戻しに動いているとされるが、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルも興味を持っており、まだバイエルンも再契約を諦めていないとも。
アンヘル・ディ・マリア
退団したクラブ:PSG
市場価値:1080万ポンド(およそ17.56億円)
推定年俸:720万ポンド(およそ11.71億円)
長くパリ・サンジェルマンを支えてきたディ・マリア。メッシとの共演は1年しか続かなかった…。今夏のマーケットではユヴェントスやバルセロナが狙っているとされる。
ディヴォック・オリギ
退団したクラブ:リヴァプール
市場価値:1080万ポンド(およそ17.56億円)
推定年俸:312万ポンド(およそ5.07億円)
リヴァプールから盛大に送り出された英雄オリギ。一貫性はなかったが、いい意味で空気を読まずにビッグゲームで結果を残し、カルトヒーローとしての立場を固めた。現在ミランへの移籍が近づいている。
アドナン・ヤヌザイ
退団したクラブ:レアル・ソシエダ
市場価値:1080万ポンド(およそ17.56億円)
推定年俸:400万ポンド(およそ6.5億円)
かつてマンチェスター・ユナイテッドで香川真司とポジションを争ったベルギーの天才アタッカー。27歳の今夏はレアル・ソシエダを離れることになった。バルセロナやウェストハム、ナポリの噂がある。
セルジュ・オーリエ
退団したクラブ:ビジャレアル
市場価値:900万ポンド(およそ14.63億円)
推定年俸:117万ポンド(およそ1.9億円)
トッテナムを退団してからビジャレアルに移籍したコートジボワールのカルトヒーロー。契約延長のオプションもあったが、行使されることなく今夏退団することになった。とくに今のところ具体的な移籍先の噂はない。
フェデリコ・ベルナルデスキ
退団したクラブ:ユヴェントス
市場価値:900万ポンド(およそ14.63億円)
推定年俸:630万ポンド(およそ10.24億円)
ユヴェントスで素晴らしいキャリアを描いてきたウインガーのベルナルデスキは、今夏契約更新を拒否して新しい活躍の場を探すことになった。ナポリやインテルが関心を持っているとか。
エディー・エンケティア
退団したクラブ:アーセナル
市場価値:900万ポンド(およそ14.63億円)
推定年俸:230万ポンド(およそ3.74億円)
まだアーセナルと契約更新に向けた話し合いが続いているエンケティア。ただまだ合意には至っていない。ガブリエウ・ジェズスが獲得できたらどうなるか…。アーセナルは給与倍額をオファーしているとも。
ダナクセル・ザガドゥ
退団したクラブ:ドルトムント
市場価値:810万ポンド(およそ13.17億円)
推定年俸:180万ポンド(およそ2.93億円)
一時期は世界最高クラスの若手ディフェンダーとして評価されたダナクセル・ザガドゥ。今季は15試合の出場に留まったために退団したが、まだ23歳と若く、ウェストハムやパリ・サンジェルマン、ホッフェンハイムが接近しているそう。
ルイス・スアレス
退団したクラブ:アトレティコ・マドリー
市場価値:720万ポンド(およそ11.71億円)
推定年俸:1370万ポンド(およそ22.27億円)
リーガ最高クラスのストライカーも35歳。今季は11ゴールとやや不振であったこともあり、突如チームを離れることに。ラツィオやリーベル・プレートなどが狙っているそうだが、本人はまだヨーロッパにとどまりたいと思っているそう。
ヘンリフ・ムヒタリャン
退団したクラブ:ローマ
市場価値:720万ポンド(およそ11.71億円)
推定年俸:460万ポンド(およそ7.48億円)
32歳になったベテランのアルメニア代表FWムヒタリャン。ローマからは契約延長のオファーは出ているそうだが、インテルとの交渉がかなり進んでいると伝えられる。
イスコ
退団したクラブ:レアル・マドリー
市場価値:675万ポンド(およそ10.97億円)
推定年俸:1100万ポンド(およそ17.88億円)
ついにレアル・マドリーを離れることになったイスコ。長い間あまり出場できない時期が続いたが、今もそのテクニックは錆びつかず。ローマが近づいているというが、スペインに残ることを希望しているそうだ。候補はベティスかバレンシアだとか。