旭化成建材、8月に断熱材値上げ=現行比20%、副資材も

旭化成建材(東京都千代田区、山越保正社長)は1日、販売している断熱材・副資材製品の値上げを発表した。

値上げ実施時期は8月1日出荷分からで、値上げ対象製品と値上げ幅は、断熱材が「ネオマフォーム」および「ネオマゼウス」でそれぞれ現行価格から20%、副資材は「ネオマフィットビス」25%および「Jピン」18%。

今回の直近となる同社が実施した前回の値上げは2018年9月出荷分で、値上げ実施は約3年ぶり。

値上げ理由は「主原料のフェノールをはじめとする諸々の原燃料および輸送関連費用などのコストが自助努力の範囲を超え大幅に上昇しており、製品の安定供給維持のため」(同社)と説明している。

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