新幹線「かもめ」3編成目輸送 未明にJR千綿駅前を通過

トレーラーに引かれてJR千綿駅前を通過する西九州新幹線かもめ=東彼杵町平似田郷

 9月23日に開業する西九州新幹線(武雄温泉-長崎)の車両「かもめ」の3編成目(6両)のうち、3両が15日未明、大村車両基地(大村市)に輸送された。残り3両は16日未明に陸送される。
 車両は山口県下松市の日立製作所笠戸事業所を11日に出発。海上輸送で14日、川棚港(東彼川棚町)から陸揚げされた。
 15日は3両を約18キロ離れた車両基地にトレーラーで陸送。レトロな木造駅舎が人気のJR千綿駅(東彼杵町)周辺では車両と駅舎を写真に収めようとファンがカメラを構えていた。
 4編成目は7月下旬に輸送予定。29日に唐津東港、30日に佐世保港、31日に長崎港で歓迎行事がある。


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