コロナ新規感染者 4週連続で減 岡山県、ワクチン接種進む

 岡山県は17日、直近1週間(9~15日)の新型コロナウイルス感染状況を発表した。新規感染者数は1520人と4週連続で減少し、約5カ月ぶりに2千人を下回った前週よりさらに改善した。ワクチン接種が進んだことが要因とみられる。

 県によると、1日当たりの新規感染者数は1週間を通じて前週の同じ曜日より少なく、合計は前週(2~8日、1993人)から2割以上減少。保育や高齢者施設でのクラスター(感染者集団)の発生は8件(前週10件)だった。

 各種指標も改善傾向で、医療現場の逼迫(ひっ/ぱく)度合いを示す病床使用率は12.8%と前週を1.5ポイント下回った。10万人当たり療養者数は94.8人(同121.8人)、市中感染の広がりを示すPCR陽性率は19.5%(同22.3%)といずれも減少した。

 全体のレベル判断は感染者の高止まりは続いているとして、医療への負荷が生じ始める「レベル2」を維持する。

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