津山市長「廃線ありきと思わず」 JR西ローカル線存廃協議で見解

津山市役所

 採算が厳しいとしてJR西日本がローカル線の一部区間の存廃を含めた協議を沿線自治体に求めていることについて、該当する姫新線と因美線が走る津山市の谷口圭三市長は17日、「廃線ありきの議論と思っていない」との見解を示した。

 6月定例市議会の一般質問で答えた。市長は「アフターコロナの利用回復に向け、利用促進を図ることが重要と再認識した」と答弁。「県、沿線自治体と連携し、利用促進策を検討、実施したい」と述べた。

 市によると、JRから協議についての相談はないという。

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